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■Lemania Cal.1873

オリンピアは、日本ではマリンクロノ等で有名なヌーベル・レマニア社製の1990年代ムーブメント(Lemania 1873)を搭載したモデルです。
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世界限定125個のオリンピアは、時計作りで有名なジュラ地方の時計師に代々伝わる技法『コート・デ・ジュラ』による流れるような模様で、機械の美しさをより引き立てており、シースルーバックから覗くヨーロッパならではの技法で加熱処理されたブルーのネジもまた、絶妙なバランスを持った味わい深い仕上がりとなっています。
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■Valjoux (VAL) Cal.7751

アドニスとヴァリオグラフは、エタ社ヴァルジュー製の自動巻きクロノグラフムーブメント(Valjoux 7751)を搭載したモデルです。
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旧ヴァルジュー社Cal.7750の発展型であるCal.7751の、ETA社「Valjoux」ブランド製ムーブメント。1985年にヴァルジュー社を含むエボーシュS.A.がETA社に吸収された後は、「Valjoux」は個別の会社ではなくなりました。が、そのまま旧ヴァルジュー社工場で「Valjoux」ブランドとして継続製造を行っています。トリプルカレンダー、ムーンフェイズ機能を搭載。日付は日付針(ポインターデイト)で示す。
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■Fontainemelon (FHF) Cal.552-2N

モンテクリストは、1950年代に製造されたヴィンテージムーブメント(フォンテンメロン社製 FHF 552-2N)を搭載しています。
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このムーブメントは当時の技術で最高レベルのスクリューバランス式になっており、時計の心臓部にあたるテンプに小さなネジを取り付け重りにすることで、テンプの回転を安定させる方式となっています。この小ネジの付いたテンプは非常に珍しく、無反射コーティングを施したサファイアクリスタルを通して、鮮明に見ることが出来ます。又、オリンピアと同様『コート・デ・ジュラ』の技法で仕上げられており、パーツを固定するネジも加熱処理でブルーの色をしています。このムーブメント FHF-552は、当時のままの姿を忠実に残しながら、見る人に美しさを感じさせる仕上がりとなっています。
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■Valjoux (R) Cal.7733

アルテミスは、1970年代初頭に製造された旧ヴァルジュー社製の稀少な手巻き式クロノムーブメント(Valjoux 7733)を搭載しています。
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1901年創立の旧ヴァルジュー社は、1944年にエボーシュS.A.に吸収された後も、S.A.内でクロノグラフムーブメント製造の中心的なムーブメントメーカーでした。ヴァルジューCal.7733は、ヴァルジュー初のカム式クロノグラフ(Cal.7730)を基に開発・製造されるも、1978年には製造中止となった稀少なキャリバーです。アルテミスに搭載されたCal.7733は、ヴァルジュー創立当初の社名「Raymond(レイモンド)社」の頭文字「R」が刻印されたストックムーブメントです。